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中学3年間の総整理と受験対策「整理と対策 英語」



明治図書学習書編集部

定価:1,080円(税込)

これは公立中学校の3年生に実力テスト対策として学校から副教材として配布される種類の本で、各種出版社が製作し学校のみに卸しています。

通常は一般の人は手に入れることができないのですが、明治図書のサイトによれば、「文芸春秋社刊『学力低下を克服する本』を読まれた方のために個人販売を行っております」とのことで、今は誰でも手に入れることができるようになっていますのでここに紹介した次第です。

本書の構成は、

「まとめ」
 ↓
「基礎のチェック」
 ↓
「基礎をたしかめよう!」
 ↓
「力をつけよう!」

で文法ごとに分けられています。最後の「力をつけよう!」は読解問題で、これも3段階に分かれており、100語程度の長文、150語程度の長文、180語程度の長文と慣れていくように工夫してあります。

また、重要単語は900語を仲間ごとに分けられ、重要単語プラス300を加えれば,1,200語程度の必須単語が早わかり。

中1・中2の生徒が習った単元を勉強していくのもよし、中3が今までの復習としてやるのもよし。中3生が夏休みに本書の中から15単元ほどを丁寧にやり(間違えたところはできるように)、重要単語を覚えたところ、

夏休み明けの業者の実力テストで、苦手だった英語が30点近く上がった

という事例もあります。

100語程度から180語程度の長文もなかなかよろしい。入試問題、特に公立高校の入試問題で出題される英語の長文には「話の型」があります。ホームステイに行った後での手紙のやり取りの話とかALT(学校で英語の授業の補助を行う外国語指導助手)と文化の違いの話、外国人を催し物に連れていく話などなど「話の型」があるので、その型の典型的なパターンを知るのにもよろしい。なお、長文は設問に答えるだけではなく、長文の意味を取っていくやり方がおススメ。

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ストロング宮迫

これまで1000人以上の子供たちに集団授業、個別指導、家庭教師などあらゆる形態において受験指導を経験。その過程において、親が勉強を教えることなく、子供の頑張りはそのままで成績を上げる「親技」を構想。03年成績向上委員会を立ち上げえインターネット上で塾任せ、子供任せにしない勉強スタイルを提案している。

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