こんにちは、ストロング宮迫です。
この時期になると、受験生が
「先生、私、大丈夫ですよね?」
と聞いてくる。
「大丈夫ですよね?」の短い問いには
「大丈夫、絶対受かるよ」
という言葉を即答してほしい気持ちが大いに隠されていることは言うまでもありません。
誰かに「大丈夫」と言ってほしいんですな。
皆さんであれば、我が子に「大丈夫だよね?」と問われたら何と答えるでしょうか?
「このままいけば大丈夫よ!」ですか?
「しっかり頑張れば大丈夫よ!」でしょうか?
意外とマイナスというか冷静な視線での「大丈夫かもしれないし、大丈夫じゃないかもしれない」なんていうのは、状況的に言いにくいのではないでしょうか。
だって「大丈夫」って言ってもらいたがっているわけですから。
ストロングの場合は苦しくても受験生に「大丈夫」とは決して言いません。
大丈夫かそうでないかは結果が出てみないとわからないと思っていますし、誰かに言われた「大丈夫」という言葉にすがってほしくないと思っているからです。
ただ、決して「大丈夫」って言っちゃいけません!という話ではありませんよ。
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こんにちは、ストロング宮迫です。
先日、ある公立中学校の期末テストを見る機会がありました。
昨年もその公立中学校のテストを見ていたのですが、問題量は1.5倍くらいになり、レベルも上がっていました。
まあ、問題を作る先生によって違いが出てくるのかもしれませんが、これは学習指導要領が改訂された影響とみるのがい
いのではないでしょうか。
皆さん、よくご存じのように現在学力低下問題を受けて、「脱ゆとり教育」が掲げられ、小中学校の学習指導要領が改訂されました。
学習指導要領改訂のポイント
改訂といっても全面実施は2012年度からなんですが、オットどっこい中学校の新課程は2009年度から数学・理科については移行措置がとられています。
これによると、移行期間中の各学年の数学の授業時数は
現行の課程 第1学年105 第2学年105 第3学年105
平成21年度 第1学年140 第2学年105 第3学年105
平成22年度 第1学年140 第2学年105 第3学年140
平成23年度 第1学年140 第2学年105 第3学年140
と授業時数がド~んと増加しています。
平成22年度からは新教育課程と同じ時数でやっているわけですね。
親にとってはいっぱい勉強させてくれるので「うれしい措置」ですか?
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こんにちは、ストロング宮迫です。
さて、本日は『10の鉄則』ならぬ『4つの原則』をご紹介しようと思います。
題して「勉強できる身体改造法」
原則1:人間は勉強が嫌いなのが普通の姿です
他の学生はできて、自分はできないという現実はつらいものです。しかし、誰でもわかることですが、勉強が根っから好きな奴というのはいません。
もしいたら変態(クイア)です。
学者とは、人為的な努力によって勉強が好きになった変態にほかなりません。しかし、この変態趣味こそが近代社会をつくりあげてきた原動力になったことも事実です。
勉強好きになるとは、変態になることだというビジョンの転換をおこなうことが大切です。つまり、勉強ができなかったり、勉強が嫌いなあなたが、自分の欲望に忠実であることを、まず自分に言い聞かせることです。
つぎに、世間の常識は多数決で決まるという事実を押さえておいてください。つまり、変態が多数いるということは、正常なあなたがマイノリティであることです。
変態が常識化しているのですから、この世を上手く生きるのは、多数派である変態の常識にあわせることです。
もっとも自分の正常さを棚に上げてほかの人全般を極度に変態であると決めつけてはなりません。
みんなあなたと同じように、勉強が嫌だけけれど、自分の趣味や嗜好を我慢して変態を演じているのです。
さあ、あなたも<勉強好き>という変態になりましょう。
まずは「原則1」を紹介したのですが、いかがでしょうか?
この『4つの原則」を書いておられるのは、大阪大学の池田光穂先生です。
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