新中1としてこの春中学生になる子供たちはアルファベットに、単語の暗記、文法と頑張っていることでしょう。
単語の暗記なんかは最初はちょび苦労します。今は結構苦戦している時期なんじゃないでしょうかね。
真正面から単語を丸暗記するスタイルで臨む子もいれば、音から想像してスペルを綴るフォニックスを試みている子供もいることでしょう。
どっちがいいともいえませんが、子供が中学に入るまでにどう過ごしてきたかでも違いますから、子供がやりやすい形で入りたいものです。
子供が書いているアルファベットを一目見ると、「あー、こいつ書き込んでいないな~」というのがすぐにわかるものです。
うまいとか下手とかいうのではなく、「書き込んでいない!」ということがわかるのです。
そして、そういう子供に限って「単語が覚えられない!」と言う。
そうじゃあなくて、書いてないんだろう!というのがこの時期によく出る話です。
おいおい中2でそんなアルファベット書いてたらダメだろう!...(◎_◎)なんてことにならないようにしたいですね。
お宅は大丈夫ですか??
新中1の諸君は、今は通常、ブロック体で練習していると思いますが、私立中学なんかでは、筆記体も覚えてくるように課題が出ているところもあります。
中にはテストは筆記体で書かないとダメ!とかいう学校も・・・
あの筆記体というのは、採点するときに読みにくいんですよね。
特に下手ッピイが書くと、見てるだけでめまいがする・・・・
ストロングは筆記体で書いている子供もできる限りブロック体にするように話すのですが、学校がテストは筆記体で書け!なんて指示出してたら、どうしようもないですわな。
そしたら、今日の朝日新聞にこんなの出てました。
2008年03月20日 朝日新聞 中学校の英語筆記体は日本独自のもの?
アルファベットの文字を傾け、一筆書きのように単語をつづる筆記体。「筆記体は日本独特のもの」ですって!?今この書き方を学ぶ中学生は少数派になっている。パソコンの普及も
あって手書きする機会自体が減っているうえ、「生徒の学習負担に配
慮し筆記体を指導できる」と学習指導要領が改訂されたのを受け、02
年から教科書では扱われなくなったり縮小されたりしているからだ。三省堂は最も早く筆記体の扱いを変更した。93年の教科書では独自
に、手書き文字を三つに分けて紹介。日本語の書体になぞらえて活字
の文字に近いものを「楷書(かいしょ)体」、やや斜めに崩した文字
を「行書体」、一般的には筆記体と呼ばれている文字を「草書体」と
呼ぶようにした。編集担当者は「英語をつづるとき、草書体(筆記体)を用いなければ
いけないかのような考えを改めたかった」という。この教科書の編集に携わった桜美林大の森住衛教授によると、英語圏
で署名に使われていた一つの書体が、明治時代に手書き文字の主流と
して日本に定着した。その文字は英語圏で統一された書体ではなく、
人や地域によって異なるという。日本では中学1年で英語を習い始め、その年の夏休みの宿題などで筆
記体を覚えてきた。森住教授は「海外では、草書体(筆記体)で普通
の文章を書くのは日本人、と思っている人もいるほど日本独特のもの」
と語る。
私立のマニアックな先生方にはぜひ読んでほしい記事です。
2008年3月20日のメルマガより